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▶「ジョイント・ベンチャー」と「アライアンス」で
 倒産危機を乗り切れ!

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経営危機の打開手段として「ジョイント・ベンチャー」と「アライアンス」という手段があります。
本稿で、その概要や注意点、メリットなどを分かりやすく紹介するとともに、ジョイント・ベンチャーとアライアンスのスタート方法についてお伝えします。

◇ジョイント・ベンチャーの概要と問題点

▶「ジョイント・ベンチャー」とは

・複数の企業が共同で資本金を出資して、ひとつの会社を設立する
・片方の会社がもう片方の会社の一部を買収し、共同でその会社を経営する

共同出資により設立する場合には次の2つの注意点があります。

①事業に関する責任や負担、利益の取り分をしっかりと定めておく必要がある
②共同出資する相手企業の行動次第で、自社の信用力やイメージが悪化するリスクがある)


◇アライアンスの概要と問題点

▶「アライアンス」とは

 複数の企業が契約を締結することで実現する緩やかな協力関係のことを意味しており「戦略的提携」や「業務提携」とも呼ばれています。経営権の移転を伴わず経営の独立性が維持される点が大きな特徴です。

 ジョイント・ベンチャーが会社の設立や経営権の買収などにより、比較的大きなスケールで行われるのに対し、アライアンスは契約の締結のみで行われる点でスケールは小さいといえます。ただし、ジョイント・ベンチャーと比べて独立性が高い上に契約のみで行えるため、アライアンスの方がより多く活用されています。

 注意点として、次の2つが挙げられます。

①自社の強みである技術力やノウハウが、アライアンス相手に盗まれて しまうリスク
②利益の配分割合をめぐってトラブルになる可能性がある


◇協合で得られる3つのメリット

①シナジー効果により、それぞれが独立して事業を行うよりも、より大きな成果(売上や技術力の向上など)を得られる
②自社の弱みとなる部分を補完できる
③事業に必要な費用を抑えることができる


◇経営危機の打開手段として

 ジョイント・ベンチャーやアライアンスは、コロナ禍の政府の資金繰り支援で生き残ってきたが、物価高や人手不足で経営が維持できなくなったケースによる経営危機の打開手段にもなり得ます。

【ジョイント・ベンチャーのスタート方法について】
【アライアンスのスタート方法について】




編集:中小企業経営研究会